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鮫は普通、時速3〜5マイル(約5〜8キロ)の速さで泳ぎ、急に止まったり回転したりすることはできない。 回転するには、鮫は駅骨のない体を折り曲げてカーブしなければならないが、その動きは強力な尾とひれで行なわれる。
鮫には二組のひれがあり、1つは背中の上にある三角形の大きな背びれ、もう1つは旗の形をした尾びれで両者はまったく違っている。 ひれはどれも比較的曲がりにくいが、これで方向を決めたり体を安定させたり、推進力を生み出したりしている。
幅広の胸びれ、上にそった尾びれが体を浮上させるのに役立ち、尾は左右に振ることで推進力を生み出している。 このような体の構造が鮫を泳ぎの達人にし、その泳ぎが彼らを生き延びさせてきた重要な要素になっている。
鮫は生きるため、沈まないようにするためには常に動き続けていなければならず、種類によってはまったく眠らないものもある。 多くの魚類が持っているような浮き袋が鮫の体内にはないからだが、さらに別な理由もある。

他の動物と同様、鮫も酸素を必要とし、他の魚と同様に水中から摂っている。 えらから常に海水を流し入れて酸素を供給し続けるためにも、鮫は常に泳ぎ続けていなければならないのである。
えらに自然に水が流れ込むような速い水流のある場所でだけ、泳がなくてもすむ。 なお、他の骨のある魚は口とえらのカバーを開いたり閉じたりしてポンプにして、水をえらのなかに通している。
脊椎やえらが軟骨でできているだけでなく、鮫の頭の骨も軟骨である。 しかし、カルシウムなどが沈着してこの部分の軟骨は硬くなっている。
頭のなかには脳と感覚器官がある。 感覚器官は他の何にもましてよく発達していて、これが鮫を生き延びさせたばかりか鮫を恐ろしい存在にしている。
われわれは骨を折ったり靭帯を切ったり筋肉をつらせたりする。 では軟骨に関してはどんなことを起こしているのだろうか?いや、それよりもそもそも軟骨とはどのようなもので、体のなかのどこにあるのだろうか?私たちにもっともなじみの深い軟骨はたぶん、食肉のなかに入っている軟骨で、それは食べるには硬いものなので肉に入っていてほしくないと思うようなものだ。
しかし、こういう場合、われわれはこれをたいていすじと呼んでいる。 同様に、もちろん人体のなかにも軟骨はあるが、われわれは軟骨と呼ばずAのリンゴと呼んだりしている。
Aのリンゴはヘブライ語のタパウ・ハーダムの翻訳である。 日本では喉仏と呼ばれるもの。

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